踏み出す日

でかけないから

晴れ着を見ることはなさそうだ

世の中がもっと祝福するべきではないか

大人になるまでという括りをかっこつけられて

巻き込まれたなと

記憶なんてものは

半信半疑で、都合のいいように

変わってゆく

なので

いまはそう思うがというはなし

なんとなく足がかりができた

丁寧に判断しながら

仕分けができた

ほんとうにありたいもの

都合のいい理由で

あやふやになる

そういうのはやめた

考えたい時に

とことんやればいいと

いまは

ミシンを踏むみたいに

価値のあることだけやる

あとから

なんでもついてくる

追いついたら

来たかと言ってやる

新成人のみなさん

いまの自分に誇りを持って

堂々と歩いてほしいです